戦略コンサル(ベイン・アンド・カンパニー)の技術面接体験記——コーディング課題に挑んだ記録
更新日: 2026年7月17日
この体験記は、LinkedIn経由で戦略コンサルティングファームのベイン・アンド・カンパニー(Bain & Company)からスカウトを受けた候補者が、選考過程で経験した技術面接(Round 1)についてまとめたものである。投稿者は当時ホワイトカラー職からの転職も視野に入れていたが、同社HRからの直接連絡をきっかけに選考へ進んだ。
選考は書類選考、HRとのカジュアル面談を経て、シニアマネージャークラスの面接官によるコーディング中心の技術面接まで進んだ。それ以降のRound(MD面談・役員面談・HR面談・オファー面談)には投稿時点で進んでおらず、本稿はRound1までの記録である。
選考プロセス
HRスカウト
LinkedIn経由でBain & CompanyのHR担当者から直接スカウト連絡を受けた。プロフィールを確認する限り本物のアカウントと判断し、話を聞く目的で応じた。
書類選考
生成AIの支援を受けて作成した職務経歴書を提出。落選を予想していたが、数週間後にカジュアル面談の案内が届き通過が判明した。
HRとのカジュアル面談
英語力への不安から一度は辞退のメールを送ったが、HR側から『英語レベルは気にしなくてよい』『技術面接はコーディングが中心』『英語での面接は最初の2回のみで以降は日本語』との説明を受け、面談を実施することにした。当日は中国地域拠点の担当者とZoomで実施し、簡単な自己紹介と今後のプロセス・チームについてのヒアリングを行い、通過した。
Round1 技術面接
シニアマネージャークラスの面接官と1対1形式で実施。Zoom画面共有を使ったオンラインコーディングで、GoogleColab上でデータハンドリングからMLモデリングまでを何も参照せずに実装する課題に取り組んだ。AIツールの使用は禁止されていたが、Web検索は可能だった。
Round2以降(MD面談・役員面談・HR面談・オファー面談)
投稿時点でここまでは選考が進んでおらず詳細は不明。案内によれば途中から使用言語が日本語に切り替わる見込みとのことだった。
HRカジュアル面談
英語でのコミュニケーション力と志望意欲の確認
中国地域拠点の担当者とZoomで実施された
候補者は事前準備なしで英語の自己紹介を行った
Round1 技術面接(Technical Interview)
データハンドリングからMLモデリングまでのコーディング実装力、およびモデル成果をビジネス示唆に繋げる説明力
- 仮に手詰まっていた部分が動いていたら、それを何に使う予定だったか
- モデルが完成したら、クライアントに対してどのような示唆ができると思うか
- モデル作成において重要視する点は何か
- 特徴量が少ない状況でモデルの性能を向上させるには、どのような対策が考えられるか(特徴量エンジニアリングについて)
- データが不均衡な場合、どのように対応するか
GoogleColabを使用し、Zoom画面共有によるオンラインコーディング形式だった
AIツールの使用は禁止、Web検索は可能だった
データは2000行×5列程度の小規模データセットで、難易度は易しめとの所感だった
面接官はコーディングの完成度そのものより、口頭でのやり取りや示唆出しの部分を重視している様子だったとの所感
学びのポイント
- 技術面接ではAIツールの使用が禁止されるケースがあるため、Web検索のみで一からコーディングする練習をしておくと安心できる
- コーディングの完成度そのものより、モデルが完成した想定でどのようなビジネス示唆を出せるかを説明する準備をしておくとよい
- 特徴量エンジニアリングやデータ不均衡への対処など、基本的なデータサイエンスの定石は口頭で説明できるようにしておくと役立つ
- LinkedIn経由のスカウトは玉石混交だが、プロフィールを確認した上で一度話を聞いてみる程度の気軽さで対応してもよい
- 英語力に不安がある場合でも、選考側が日本語面接への切り替えなど柔軟な対応を提示するケースもあるため、早期に辞退せず相談してみる余地がある
出典
質問と選考プロセスの事実は、下記リンクの候補者本人の公開投稿に基づきます。本文は当サイトによる再構成です。
候補者自身によるnote.comの公開体験記