化学系院生がドイツ・マックスプランク研究所のPhD面談に挑んだ体験記
更新日: 2026年7月17日
この体験記は、化学系の大学院生が2027年春からドイツのマックスプランク研究所(MPI)で博士後期課程(PhD)を始めるまでの選考過程の一部として、指導予定教員となる可能性のあるDr. Sとオンラインで行った初回面談の様子をまとめたものである。TOEIC685点、GPA1.88という自己申告のスペックとともに、事前の面接対策編に続く「面接本番編」として投稿された。
面談は日本時間16:00にオンラインで開始され、想定していた自己紹介の流れとは異なり、Dr. Sからの気さくな挨拶とともにいきなり質問を求められる展開になった。候補者は英語の速さに戸惑いながらも、逆質問や自身の研究紹介を通じて自分のペースを取り戻し、最終的には正式なPhD面接(official interview)への招待につながったという。
選考プロセス
Dr. Sとの個別オンライン面談
日本時間16:00からオンラインで実施。想定していた自己紹介ではなく、Dr. Sからの気さくな挨拶とともにいきなり質問を求められる形で始まった。
結果連絡とofficial interviewへの招待
面談から約1週間後にメールが届き、教授を含めた正式なPhD面接(official interview)に招待された。10日後に、前回と同様の研究紹介(今回は10分以内)をもとにしたディスカッション形式で実施予定との案内があった。
オープニング(自己紹介なしで開始)
想定していた自己紹介ではなく、Dr. Sからの気さくな挨拶で始まり、いきなり候補者側から質問することを求められた。
- How's it going?
候補者は用意していた逆質問のうち「来年4月からラボに空きがあるか」「ドイツでPhDポジションを得るための一般的なプロセスは何か」の2点を尋ねたとの記述がある。
英語の話す速度が想定より速く、聞き取りに苦労したとの記述がある。
研究紹介とディスカッション
候補者から自身の研究紹介を提案し、約15分間のプレゼンテーションを実施。発表後は好意的なフィードバックを受け、研究内容について質疑応答が行われた。 · 研究紹介 約15分を含め、合計約30分の議論
発表後、Dr. Sから「最高なプレゼンをありがとう。エレガントな手法だね」という好意的なコメントがあったとの記述がある。
候補者は英語での会話全体の理解度を振り返って「実際は50%くらいしか理解できなかった」と述べている。
逆質問とクロージング
候補者からラボの雰囲気やテーマの決め方について逆質問を行い、最後に「次に何をすべきか」を直接尋ねた。
Dr. Sからは「一旦ただ待っていてほしい、次は教授も含めた3人での面談になるかもしれない」との回答があったとの記述がある。
学びのポイント
- 自己紹介を求められない展開もあり得るため、面談の入り方に固執せず状況に応じて柔軟に対応できるよう準備しておくと安心材料になりそうだ。
- 用意していた逆質問がとっさに浮かばなくなるほど緊張することもあるため、逆質問は複数パターン用意し優先順位をつけておくと役立つかもしれない。
- 英語が完璧に聞き取れなくても、大事な部分は聞き返す、自分から議論の主導権を握るなど、主体的に振る舞う姿勢は一つの選択肢として参考になりそうだ。
- 研究紹介や相手の論文への感想を自分から提案するなど、受け身にならない機会を自分で作れないか考えてみるとよいかもしれない。
- 面談の最後に次のステップを直接尋ねることで、選考の見通しを把握しやすくなる場合がある。
出典
質問と選考プロセスの事実は、下記リンクの候補者本人の公開投稿に基づきます。本文は当サイトによる再構成です。
候補者自身によるnote.comの公開体験記