既卒就活のリアル—院試全滅からの5ヶ月、内定までの記録
更新日: 2026年7月17日
一浪でMARCH文系、24卒の著者は、大学院進学を志望していたものの院試に全滅し、既卒として就職活動を行うことになった経緯を綴った体験記。ガクチカはアルバイトとサークル活動のみ、ゼミ未所属、GPAも高くないという、いわゆる「低スペック」の状態からのスタートだったという。
2月に院進を断念してから6月に志望企業の内定を得て就活を終えるまで、約5ヶ月間の記録。金融・不動産業界を中心に計40社へエントリーし、既卒であることが実際の選考でどう影響したかを振り返っている。
選考プロセス
就活方針決定(2月)
大学院進学を諦め、就職活動に切り替える方針を固めた時期。キャリア相談室やネットで情報収集し、就活エージェントにも登録したという。エージェントは後に解約し、自力で進める形を選んだとしている。
エントリー・ES/Webテスト(3月〜)
25卒の就活スケジュールに合わせて金融・不動産を中心に多数の企業へエントリー。ESや適性検査は他人に添削を受けず、ネットの選考体験記を参考に自作したものをそのまま提出したとしている。
一次面接(3月〜)
初めての面接はグループ形式で、緊張からどもってしまい、面接官に苦笑いされる形で終わったと振り返っている。大学の卒業式当日にも面接が入るなど、選考と大学関連の予定が重なる時期だったという。
グループディスカッション
選考の中でグループディスカッション(GD)も課されたが、特別な対策はせずに臨んだとしている。
二次選考・最終面接(4月〜5月)
4月に入るとほぼ毎日のように面接が入るようになり、中旬には初めての内定を獲得。その後は気の緩みからか不合格が続き、3月にエントリーした企業の持ち駒はほぼ無くなったという。5月には業界研究をやり直し、内定先とは別の業界にも追加でエントリーし、最終面接まで進む企業もあったとしている。
内定(6月)
最終的に志望していた企業から内定を得て、5ヶ月間の就職活動を終えたとしている。
書類選考(ES・適性検査)
志望動機やガクチカの言語化、基礎的な適性検査の突破
ESは他人に添削してもらわず、ネットの就活体験記を参考にほぼ自作のまま提出したという。
本人は志望動機の作り込みが不十分だったと振り返っている。
一次面接(グループ形式)
集団面接での受け答え・第一印象
初回の面接はグループ形式で、緊張からどもってしまい、面接官に苦笑いされる形で終わったという。
2回目以降の面接では通過するようになったため、模擬面接は一度も行わなかったとしている。
グループディスカッション(GD)
議論への参加の仕方
GDについても事前対策は特にせずに臨んだという。
二次面接・最終面接
既卒になった経緯を中心とした深掘り
- なぜ既卒として就職活動をしているのか(既卒に至った経緯)
- 大学院進学という目標を途中で諦めることについてどう考えているか
- 既卒期間の経験を入社後にどう活かせると考えているか
既卒であることは選考でほぼ必ず理由を聞かれたとしており、本人は院試に全落ちした事実を正直に伝えていたという。
金融業界では33社エントリーのうち二次選考通過8社・最終面接4社・内定2社(五大証券の営業職、銀行系運用会社の非専門職)という結果だったとしている。
不動産業界は7社エントリーし、ES通過4社まで進んだが、内定には至らなかったという。
学びのポイント
- 既卒になった理由は面接でほぼ必ず聞かれるため、こちらから納得感のある言葉で説明できるよう準備しておくと安心感につながる。
- 大学在学中に業界研究やOB訪問、選考体験記の閲覧をできるだけ済ませておくと、卒業後に情報収集がしづらくなるリスクを減らせる。
- エージェントが提示する内定率などの数字はあくまで参考程度に捉え、不安を煽られて特定サービスに依存しすぎないよう自分の判断軸を持つとよい。
- ESや面接は回数をこなすほど精度が上がる実感があったといい、エントリー数を絞りすぎず数を確保する戦略も選択肢になりうる。
- 東京しごとセンターやハローワークでも模擬面接を受けられるため、既卒でも大学の就職支援に頼らない代替手段はある。
出典
質問と選考プロセスの事実は、下記リンクの候補者本人の公開投稿に基づきます。本文は当サイトによる再構成です。
候補者自身によるnote.comの公開体験記