面接体験談

国家総合職・官庁訪問体験記:第3クール入口面接で一度も面接せずに採用見送りを告げられるまで

中央省庁(本人による匿名表記:KR省、旧K省とR省が2001年に統合)国家総合職(経済区分)·東京都・霞が関(対面)·面接時期: 2026年6月不合格

更新日: 2026年7月17日

この体験記は、国家総合職(経済区分)を志望していた私立大学出身の候補者が、志望省庁(本人はKR省と匿名で呼んでいる)の官庁訪問第3クール1日目で経験した出来事を綴ったシリーズの最終章にあたる。第1・2クールでは好意的な評価を受けて次のクールへの案内を受けていたが、第3クールの入口面接では実質的な面接を経ないまま採用見送りを告げられたという内容である。

後半では、国家総合職試験(1次・2次)の得点開示結果と、官庁訪問で不合格となった理由についての候補者自身の推測、そして今後の受験者へ向けたアドバイスが記されている。数値や評価はすべて候補者本人の申告に基づく。

選考プロセス

  1. 国家総合職試験(1次・2次)

    1次試験(教養・専門)、2次試験(専門・政策論文・人事院面接)を受験。結果は官庁訪問終了後の指定日に開示される仕組みだった。

  2. 官庁訪問 第1クール

    志望省庁を訪問。出口面接では「職員と話せる貴重な機会なので、第2クールも是非参加してください」という趣旨の、相対的に低い評価を受けたと本人は捉えている。

  3. 官庁訪問 第2クール

    出口面接で「高く評価しているが、安心はできない。第3クール1日目に来てください」という評価を受けた。本人によれば、この評価を受けた人のうち第3クールを通過できるのは1~2名程度とのことだった。

  4. 官庁訪問 第3クール1日目・入口面接

    待合室に集まったのは10名。9時集合だったが実際に呼ばれたのは10時15分頃で、本人は別の1名とともに、最後の2名として呼ばれた。入口面接は2分程度で終わり、第2クールの出口面接を担当した面接官から「採用人数の関係で採用を見送る」旨を告げられた。面接官からは「希望すれば面接を続けることもできる」と提案されたが、本人はこれを断り退室した。

  5. 採用終了後の対応

    本人によれば、他省庁で通例とされる「エレベーター送り」は行われなかった。当日中に採用担当へお礼のメールを送ったが、返信はなかったという。

  6. 国家総合職試験 結果開示

    翌日、政策論文・人事院面接・席次などの結果が開示された。政策論文は10点満点(2名の採点者が5点満点で採点)中9点、人事院面接はA~Eの5段階評価中A、経済区分内の席次は1桁(経済区分の1次試験受験者659名、最終合格者85名)だったと本人は述べている。

官庁訪問 第1・2クール(出口面接)

各クール終了時に面接官から次クールへの案内・評価コメントを受ける

    第1クールでは「貴重な機会なので次も参加してほしい」という趣旨のコメントを受けたと本人は振り返っている。

    第2クールでは「高く評価しているが安心はできない」というコメントとともに第3クール1日目への案内を受けた。

    官庁訪問 第3クール1日目・入口面接

    採用可否の通知(実質的な質疑応答はなし) · 2分程度

      冒頭で面接官から「採用人数の関係で採用を見送る」旨を告げられ、具体的な質問は行われなかったと本人は述べている。

      「希望すれば面接を続けることもできる」という提案があったが、本人は辞退している。

      国家総合職試験 二次試験(政策論文・人事院面接)の結果開示

      官庁訪問終了後に開示された筆記・面接評価の確認

        政策論文は10点満点中9点(予備校情報による平均は6点程度)だったという。

        人事院面接はA~Eの5段階評価のうちA評価(半数以上がC評価になるとの予備校情報あり)だったという。

        経済区分内の席次は1桁で、1次試験受験者659名中の最終合格者85名に入っていたという。

        学びのポイント

        • 対面の説明会に一度も参加していなかったことを、本人は不合格の一因として挙げている。志望省庁の説明会にはできるだけ対面で参加し、早い段階から顔を覚えてもらう機会を作っておく余地がある。
        • ワークショップや職員訪問など、面接以外に職員や他の志望者と接点を持てる機会にも参加しておくと、情報収集や人脈づくりの面で選択肢が広がる。
        • 面接では自身の専門知識をアピールしすぎず、「ご教授いただけますか」といった謙虚な姿勢を意識する余地があると本人は振り返っている。
        • 官庁訪問には省庁との相性がある可能性があるため、リスクヘッジとして最低2省庁程度は併願しておくことを本人は勧めている。3省庁の併願は日程的な負担が大きく、3日目の訪問は通過率が低くなりやすいとも述べている。
        • 国家総合職試験の成績が上位であっても、官庁訪問での可否とは連動しないことがある。得点開示や評価結果が出るまで、進路の選択肢を一つに絞りすぎないようにする余地がある。

        中央省庁(本人による匿名表記:KR省、旧K省とR省が2001年に統合) の面接を練習する

        この体験談に出てくるような質問に、声に出して答える練習を。AI面接官が深掘りの質問を重ねます。

        この面接を練習する

        出典

        質問と選考プロセスの事実は、下記リンクの候補者本人の公開投稿に基づきます。本文は当サイトによる再構成です。

        候補者自身によるnote.comの公開体験記