ヴルカヌス・イン・ヨーロッパ選考体験記:理系学部生がEU企業インターンをつかむまで
更新日: 2026年7月17日
本記事は、日欧産業協力センターが主催する理工系学生向けEU企業インターンシッププログラム「ヴルカヌス・イン・ヨーロッパ」の選考体験記である。投稿者は大阪大学工学部物理系の学部3年生(選考当時)で、2024年9月から始まった選考を経て、2025年度派遣生としてEUへの渡航が決まった。
選考は書類審査・オンライン面接・企業とのマッチング選考の3段階で構成されており、投稿者はGPAや英語スコアが標準的ないし控えめな水準だったものの、小論文への注力や課外活動でのアピールを通じて選考を通過したと振り返っている。
選考プロセス
一次審査(書類選考)
小論文(日本語1,000〜1,200字)、教員による推薦状、英語資格スコア(TOEFL ITPなど)、成績証明書を提出。センター側で書類内容をもとに選考が行われた。
二次審査(オンライン面接)
1人あたり約10分のオンライン面接。冒頭でネイティブスピーカーから英語で志望動機を問われ、続いて日本人スタッフ数名から小論文の内容に関する質問があった。
三次審査(企業とのマッチング選考)
受け入れ希望企業を最大3社まで選び、それぞれにモチベーションレター(ML)を提出。企業とセンターの双方による選考を経て、最終的な受け入れ企業が決定した。
一次審査:書類選考
小論文・推薦状・英語資格・成績証明書による書類選考
小論文は志望理由→専門分野について→企業に貢献できることの3段落構成で作成し、家族に複数回目を通してもらった
研究室に未所属だったため、推薦状は学年担任に依頼した
二次審査:オンライン面接
志望動機と小論文内容についての質疑応答 · 1人あたり約10分
- (英語で)本プログラムへの志望動機を教えてください
- 端材アップサイクルではどのようなことをしているのですか?
- なぜアメリカではなくEUでインターンをしたいのですか?
面接官は冒頭がネイティブスピーカー、その後は日本人スタッフ数名が担当した
留学中の友人や外国籍の知人に依頼し、事前にオンラインで模擬面接を行った
三次審査:企業とのマッチング選考
受け入れ企業の選定とモチベーションレターによる企業側選考
第一希望はスペインのエネルギー企業、第二希望はオーストリアの半導体企業を選んだ
第一希望の企業には不合格となったが、第二希望の半導体企業から内定を得た
学びのポイント
- 小論文は書き上げた後、家族や教員など第三者に複数回目を通してもらうと、選考側に近い視点でのフィードバックが得られる
- オンライン面接に備え、想定質問リストを作成し、留学経験者や外国籍の知人と模擬面接をしておくと当日落ち着いて臨みやすい
- 推薦状の依頼は締切の1か月前など早めに行い、自分の活動内容を伝える材料を用意しておくと書いてもらいやすい
- 複数の受け入れ企業を志望する場合は、企業ごとに個別のモチベーションレターを準備する時間を見込んでおく必要がある
- 審査の段階間のスケジュールが短いプログラムもあるため、面接対策と次段階の書類準備を並行して進める心づもりをしておくとよい
出典
質問と選考プロセスの事実は、下記リンクの候補者本人の公開投稿に基づきます。本文は当サイトによる再構成です。
候補者自身によるnote.comの公開体験記