面接体験談

Salesforce SMTS 面接体験談:ベンガルール、2023年

SalesforceSMTS(シニアメンバーオブテクニカルスタッフ)·ベンガルール(インド)·面接時期: 2023年10月オファー獲得

更新日: 2026年7月17日

5年以上の経験を持つ候補者が、2023年10月にインド・ベンガルールでSalesforceのシニアメンバーオブテクニカルスタッフ(SMTS)職の面接を受けた。選考は本人所有のノートパソコンで行われ、面接官がライブコーディングリンクを共有することで、双方がリアルタイムで同じコードを見られるようにしていた。

選考プロセスは3段階で構成されていた。中程度の難易度の問題3問を扱う1時間のコーディングラウンド、インメモリファイルシステムを中心とした90分のローレベルデザイン(LLD)ラウンド、そしてこれまでのプロジェクト経験と入社動機に焦点を当てた45分の採用マネージャー面談である。候補者は最終的に選考を通過した。

選考プロセス

  1. 形式

    面接は本人所有のノートパソコンで行われ、面接官がライブコーディングリンクを共有することで、双方が同じコードを見られるようにしていた。

  2. ラウンド1:コーディング

    中程度の難易度の問題3問を扱う1時間のセッションで、1問あたり約20分。SMTSレベルのエンジニア(SDE2相当)が担当した。

  3. ラウンド2:ローレベルデザイン

    LMTSレベルのエンジニア(SDE3相当)が担当した90分のセッションで、インメモリファイルシステムの設計を行い、段階的に追加の要件が重ねられた。

  4. 採用マネージャーラウンド

    候補者の直近のプロジェクト経験、エンジニアリングにおける判断力、Salesforceへの入社動機について話し合う45分の面談。

  5. 結果

    候補者はSMTS職に選考通過した。

ラウンド1:コーディング

時間的制約の中でのアルゴリズム的問題解決 · 1時間

  • Number of Islands
  • Number of Closed Islands(Number of Islandsの発展問題)
  • aとbとcのみからなる文字列が与えられたとき、"abcabcabc"という繰り返しパターンに従うために挿入する必要がある文字の最小数を求めよ

中程度の難易度の問題3問が1時間で出題され、1問あたり約20分の時間配分だった。

候補者はまずブルートフォース(力任せ)のアプローチを簡潔に説明し、より効率的な解法に移り、実装前に時間計算量と空間計算量について議論することが求められた。

各解法を実装した後、候補者は手動でテスト入力を実行し、面接官がチェック用のエッジケースを追加した。

ラウンド2:ローレベルデザイン(LLD)

インメモリファイルシステムのオブジェクト指向設計 · 1.5時間

  • インメモリファイルシステムを設計し、クラス構造を書き出す
  • ファイルシステムを効率的に検索するにはどうするか
  • ユーザー権限とグループ権限をどう扱うか
  • Unixの「ls」コマンドのように、フォルダ内のファイルを一覧表示するにはどうするか
  • 入力オプションをどう扱うか

候補者はやりやすい方でクラス構造をホワイトボードまたはノートパソコンに書くことができた。

追加の要件が段階的に重ねられていったため、最初の設計は拡張可能なものにしておく必要があった。

一部の追加要件に対する候補者の最初の解答は効率が今ひとつだったが、面接官に指摘された後、より良い解法にたどり着いた。

一般的なデザインパターンに精通していることが、このラウンドで役立ったと述べられている。

採用マネージャーラウンド

過去のプロジェクトの深掘りと入社動機 · 45分

  • 自己紹介をし、採用マネージャーからの自己紹介を聞く
  • 直近で取り組んだプロジェクトについて説明する
  • 予算・納期・リソースなどの制約がないとしたら、そのプロジェクトを違うやり方で進めるとしたら何を変えるか
  • プロジェクトを始める前に既存のソリューションを調査し、自分のアプローチを疑ってみたか
  • システムがリグレッション(後退)を起こさないようにするにはどうするか
  • パフォーマンス指標をどのように確認するか
  • システムの障害をどのように特定するか
  • なぜSalesforceに入社したいのか
  • Salesforceに入社することで何を得たいと考えているか

採用マネージャーからも、組織とその業務内容について詳しい説明があった。

候補者はこのラウンドについて、スムーズで対話的なものであり、ほとんどの質問が過去の業務と関連知識を中心にしていたと述べている。

学びのポイント

  • 複数問を扱うタイトな1時間のコーディングラウンドでは、ブルートフォース→最適解→計算量→実装という流れを素早く説明する練習をしておくこと。1問あたりの持ち時間が約20分に限られることがあるため。
  • インメモリファイルシステムのようなLLDラウンドでは、後から追加要件が重ねられる可能性が高いため、新たな要件を吸収できる設計から始めること。
  • LLDラウンドの前に一般的なデザインパターンを復習しておくこと。面接官がより効率的な追加解法を求めてきた際、設計上の選択を根拠づけ改善できることが役立った。
  • 採用マネージャーラウンドではこの点が深く掘り下げられることがあるため、直近のプロジェクトについて、通常の制約がなければ何を変えるかも含めて、明確で詳細な説明を準備しておくこと。
  • なぜその企業に入社したいのか、そのポジションから何を得たいのかについて、よく考えた答えを用意しておくこと。あわせて、リグレッションやモニタリングに関する一般的なエンジニアリング判断力を問う質問にも備えること。

出典

質問と選考プロセスの事実は、下記リンクの候補者本人の公開投稿に基づきます。本文は当サイトによる再構成です。

候補者本人による英語の公開体験談を翻訳(出典:LeetCode Discuss)